アンダーテールの曲をピアノで弾きたいけれど、楽譜を探し始めた瞬間に「どれが簡単なのか分からない」と迷いやすいです。
同じ曲名でも、アレンジ次第で難易度が大きく変わり、初心者向けのはずが両手で大ジャンプだらけ、ということも起こります。
そこで大切なのは、曲名より先に「簡単な譜面の特徴」を押さえて、候補を早い段階で絞ることです。
この記事では、最初の1曲を気持ちよく完走するために、譜面の見分け方と練習の進め方を順番に整理します。
無料で探す場合の注意点や、購入する場合の判断軸も合わせて紹介するので、遠回りせずにスタートできます。
アンダーテールのピアノ楽譜を簡単に弾く選び方
「簡単」と書かれた楽譜でも、実際は手が届かない跳躍や、速い連打でつまずくことがあります。
選び方のコツは、譜面を数秒眺めたときに難所の“種類”を見抜くことです。
ここでは、初心者が安心して選べる基準を、曲探しの順番に沿ってまとめます。
まず「簡単」の意味を自分用に決める
簡単さには、音数が少ない簡単さと、テンポが遅い簡単さがあり、同じではありません。
最初は「片手がメロディ中心」「左手は分散和音が少ない」「テンポが落とせる」の3条件を優先すると失速しにくいです。
この条件を満たす譜面だけを候補にすると、検索の時点で迷いが減ります。
譜面を開いたら最初に見る3か所
最初に見るのは、調号の♯♭の数、左手の音域、そして1段の中の黒い音符の密度です。
♯♭が少なく、左手が真ん中付近に収まり、音符が詰まりすぎていない譜面は、初心者向けの可能性が高いです。
逆に、左手が低音で跳ね回る譜面は、指より腕の移動が必要になり難度が上がります。
両手同時が不安なら「片手先行」譜面を狙う
同じ曲でも、右手メロディに対して左手がシンプルな伴奏だけの譜面は、完成までが速いです。
左手が和音の連打ではなく、単音かゆっくりした分散和音だと、両手にしても破綻しにくいです。
まずは片手で曲の形を作り、次に左手を足す流れが合う譜面を選ぶと挫折が減ります。
跳躍が多い譜面は「簡単」でも事故が起きる
初心者がつまずく原因は、速さよりも、遠い鍵盤へのジャンプであることが多いです。
右手が1オクターブ以上を頻繁に飛ぶ、左手が低音と中音を往復する、こうした譜面は体感難度が上がります。
音数が少なくても跳躍が多いなら、別アレンジを探すほうが早いです。
テンポ表記より「テンポを落としても崩れない」かを見る
テンポが速い曲でも、メロディが単純で伴奏が規則的なら、ゆっくり弾いても雰囲気を保てます。
逆に、シンコペーションが多い譜面は、遅くするとタイミングが取りづらくなることがあります。
最初は、リズムが素直で、拍の頭に音が来やすいアレンジを優先すると練習効率が上がります。
同じ曲名が複数あるときは「初心者向け表記」以外も探す
検索では「簡単」「初心者」だけでなく、「ソロ」「シンプル」「short」「easy」など表記揺れでも探すと当たりが増えます。
ただし、easyでも装飾音が多い例があるので、最終判断は譜面の見た目で行うのが安全です。
曲名の後ろに付く説明文より、実際の譜面の密度を信じるのが近道です。
「弾けた感」を得るなら短い構成の譜面が強い
最初の成功体験は、完走して録音できた、という達成感から生まれます。
繰り返しが多い曲や、1〜2ページで収まる譜面は、完成の距離が近くモチベが落ちにくいです。
短い譜面で形を作ってから、長いアレンジに挑戦すると、同じ曲でも取り組みやすくなります。
まずはこの曲から:簡単アレンジが多い人気BGM
アンダーテールの中には、やさしいアレンジが作られやすい曲と、難しくなりやすい曲があります。
最初は、メロディが歌いやすく、和音進行が素直な曲を選ぶと、譜面の当たり率が上がります。
ここでは「最初の1曲」に向きやすい傾向を、選び方の視点でまとめます。
やさしめになりやすい曲の傾向
メロディが少ない音で成立していて、伴奏が同じ型を繰り返す曲は、簡単アレンジが作られやすいです。
逆に、原曲が派手で速いバトル曲は、簡単にすると“別物感”が出やすく、アレンジの質で差が出ます。
最初は「静かな曲から入る」だけで成功率が上がります。
最初の1曲に向くBGM
初心者向けの譜面が見つかりやすい曲は、音数を減らしても雰囲気が残りやすいです。
- Fallen Down系の落ち着いた曲
- Once Upon a Timeのような歌う旋律
- His Themeのようなゆるいテンポ
- Snowy系の単純な伴奏型
- Determination系の反復が多い曲
曲名にこだわりすぎず、まずは弾き切れそうな雰囲気の曲から選ぶのが近道です。
難易度の目安表
譜面を見た瞬間に判断しやすいように、初心者がつまずきやすい要素を目安として整理します。
| 目安 | 初心者向けの傾向 | 難しくなりやすい傾向 |
|---|---|---|
| 調号 | ♯♭が少ない | ♯♭が多い |
| 左手 | 単音中心 | 跳躍が多い |
| リズム | 拍が素直 | シンコペ多め |
| 音符密度 | 余白がある | 黒い音符が詰む |
| 長さ | 短め | 展開が多い |
この表の左側に寄っている譜面から試すと、最初の成功体験を作りやすいです。
見た目より難しい曲のサイン
音符が少なくても、付点や休符が多い譜面は、リズムの迷子になりやすいです。
また、和音が少なくても、同じ指で同じ音を速く連打する場面があると、手が固まりやすくなります。
不安なら、同じ曲の別アレンジを2〜3個比較してから決めると失敗が減ります。
無料で探すときに押さえる安全な入手先
無料の楽譜は、すぐに試せる反面、著作権や品質の面で差が大きいのが現実です。
安心して続けるには、入手先の種類を知り、危ないパターンを避けることが大切です。
ここでは、無料で探すときの見極めを、実務的にまとめます。
無料楽譜の落とし穴
無料配布でも、転載や無断アップロードの可能性があると、急に閲覧できなくなったり、リンクが切れたりします。
また、入力ミスの多い譜面は、練習の時間が「間違い探し」に変わってしまいます。
無料ほど、早い段階で“信頼できる出どころ”を意識するのが大切です。
安心して探せる場所の種類
探すときは、サイト名よりも「どんな仕組みで公開されているか」を見ると安全です。
- 公式の販売ページ
- 権利処理されたデジタル譜面
- 投稿型でも通報・管理がある
- 作者名が明記された公開
- 配布条件が明確
少なくとも、作者や出典が分からないPDF直リンクは避けるほうが無難です。
有料楽譜を買うときの比較表
有料の譜面は、難易度表示や品質が安定しやすく、時間を買う感覚に近いです。
| 比較軸 | 見るポイント |
|---|---|
| 難易度 | 初級表記の根拠 |
| 試し読み | 難所が確認できる範囲 |
| 編曲 | メロディ優先か原曲重視か |
| 形式 | PDFかアプリか |
| 利用範囲 | 個人練習の範囲が明確 |
最初の1冊は、難易度よりも「試し読みで弾けそうか」を優先すると後悔しにくいです。
動画チュートリアルとの付き合い方
鍵盤の動きが見える動画は、音の確認には便利ですが、譜面読みに慣れるには別の力が必要です。
最初は「動画で雰囲気を掴む→譜面でゆっくり弾く」の順にすると、譜読みが置き去りになりにくいです。
譜面がある曲は、最終的に譜面側へ戻る設計にしておくと上達が早いです。
初心者がつまずくポイントと練習のコツ
譜面選びができても、練習の順番が合っていないと、簡単なアレンジでも止まりやすいです。
特にゲーム曲は、勢いで弾こうとしてテンポが先に上がり、指が追いつかなくなることが多いです。
ここでは、練習を「壊れない順番」に組み替えるコツを整理します。
両手同時が苦しいとき
両手が合わないときは、指の問題より、拍の感じ方がズレていることが多いです。
まずは右手だけで歌えるテンポを作り、次に左手を“リズム楽器”として足すと整いやすいです。
両手を同時に完成させようとせず、役割を分けて積み上げるのが近道です。
練習の順番
毎回の練習を同じ型にすると、迷いが減って上達が見えやすくなります。
- 右手だけで通す
- 左手だけで型を覚える
- 2小節だけ両手
- 4小節に伸ばす
- 最後に通し練習
短い範囲で成功を積み、少しずつ伸ばすだけで、完成速度が大きく変わります。
つまずきポイント早見表
止まる場所にはパターンがあるので、原因別に手当てすると立て直しが早いです。
| 症状 | 原因になりやすいこと | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 音が抜ける | 指番号が曖昧 | 同じ指で固定 |
| テンポが崩れる | 休符が読めない | 数を声に出す |
| 左手が遅れる | 跳躍が多い | 移動だけ練習 |
| 疲れて固まる | 力み | 手首を軽く |
| 暗譜できない | 構成が不明 | 区切りを印象化 |
原因が分かれば、練習は短くても前に進みます。
テンポが上がらないときの対処
テンポが上がらないのは、遅いテンポで“正しく弾けていない”ことが多いです。
一度、さらに遅くして、音の粒とタイミングを揃える練習に戻ると、結果的に速くなります。
速さは最後に付いてくるので、まずは揃う気持ちよさを優先すると継続しやすいです。
弾きやすいアレンジに整える工夫
良い譜面が見つからないときでも、少し整えるだけで“簡単寄り”にできます。
初心者は原曲の完全再現より、気持ちよく弾き切れる形を優先したほうが上達が早いです。
ここでは、難所を削っても曲の雰囲気を残すための工夫を紹介します。
キー変更で弾きやすくする
黒鍵が多い譜面は、キーを変えるだけで指が迷いにくくなることがあります。
特に、右手メロディが白鍵中心に寄るキーへ移すと、初心者のストレスが減ります。
最初は原曲キーにこだわらず、弾きやすさを優先して完成させるほうが成果が出ます。
左手を簡単にする型
左手が重い譜面は、伴奏を“型”に落とすと一気に弾きやすくなります。
- ルート音だけ
- オクターブだけ
- 分散和音を2音に減らす
- 低音を1拍目だけ
- 同じパターンで固定
左手が安定すると、右手メロディが歌いやすくなり、曲として成立しやすいです。
アレンジ選びの判断表
複数の譜面で迷うときは、好き嫌いではなく、完成までの距離で選ぶと続きます。
| 判断軸 | 選ぶと楽になりやすい側 |
|---|---|
| 目的 | 完走を優先 |
| 音数 | 少なめ |
| 跳躍 | 少なめ |
| テンポ | 落として成立 |
| 譜面の長さ | 短め |
まずは“完成させられる譜面”を選ぶほど、次の曲が楽になります。
仕上げは録音で伸びる
ある程度通せるようになったら、録音して聞き返すと、ズレがはっきり見えます。
弾いている最中は気づけないリズムの揺れや、音量の偏りが見えるので、短時間で改善できます。
録音で1つ直す、を繰り返すと、簡単アレンジでも“演奏感”が一気に上がります。
迷ったらここだけ押さえればOK
アンダーテールのピアノ楽譜を簡単に弾く近道は、曲名よりも譜面の見た目で難所の種類を見抜くことです。
調号が少なく、左手が跳びにくく、音符の密度が控えめな譜面から試すだけで、当たり率が上がります。
最初の1曲は、短くて反復が多いアレンジを選び、完走の達成感を先に取りにいくのが続くコツです。
無料で探す場合は出どころが明確な公開を優先し、怪しいPDF直リンクは避けるほうが安全です。
練習は右手から始め、2小節単位で両手を足していく順番にすると、テンポが上がらなくても前に進めます。
どうしても難しいと感じたら、左手を型に落として簡単化し、弾き切れる形に整えると楽しさが戻ります。
1曲を最後まで弾けた経験が、次の曲のハードルを確実に下げてくれます。

